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はじめに:fondeskとは?電話代行サービスの基本情報
fondeskは、株式会社うるるが提供する電話代行サービスです。2022年4月に開始され、わずか2年でユーザー数3,000IDを超える国内最大級の電話代行サービスに成長しました。
fondeskの基本コンセプト
fondeskの基本コンセプトは「We Talk, You Work.」。電話応対をfondeskが代行し、ユーザーは本来の業務に集中できるというシンプルな価値提案です。
このサービスの特徴は、電話の一次受けを専門のオペレーターが行い、その内容をSlackやChatworkなどのチャットツールに即時通知してくれる点にあります。従来の電話対応がチャットコミュニケーションに変換されるため、オフィス内の電話の音がゼロになり、集中して業務に取り組める環境づくりをサポートします。
運営会社について
fondeskを運営する株式会社うるるは、東京都中央区に本社を置く企業で、東証グロース市場に上場しています。クラウドソーシング事業やCGS(Crowd Generated Service)事業などを展開している会社です。
会社情報:
- 商号:株式会社うるる(ULURU.CO.,LTD.)
- 本社所在地:東京都中央区晴海3丁目12-1 KDX晴海ビル9F
- 資本金:約10億3千万円(2020年10月5日時点)
- 代表者:代表取締役社長 星 知也
- 従業員数:222名(子会社含む、2021年3月31日時点)
- 認定・取得:有料職業紹介事業許可、ISMS認証
fondeskの主なサービス内容と特徴
基本サービスの内容
fondeskの基本サービスは以下のとおりです:
- 電話の一次取次:専門のオペレーターが会社名で電話応対し、用件を丁寧に聞き取ります
- チャット・メールでの通知:受けた電話の内容を指定のチャットツールやメールに迅速に報告
- 複数通知先の設定:Slack、Chatwork、Google Chat、LINE、Microsoft Teams、LINE WORKS、Eメールの7種類から選択可能
- リアルタイム情報共有:電話内容がチームメンバー全員に同時共有され、リモートワーク環境でも情報格差が生じません
他社サービスとの差別化ポイント
fondeskが他の電話代行サービスと比較して優れている点は以下の通りです:
- Webベースの操作性:申し込みから設定まですべてWeb上で完結し、約10分で利用開始可能
- 豊富な通知先オプション:7種類のチャットツールやメールへの通知に対応し、複数ツールへの同時通知も可能
- 電話内容の見える化:すべての電話内容がテキスト化されるため、電話履歴が自動的に保存され検索可能
- シンプルな料金体系:月額基本料金と従量料金のみのわかりやすい料金設定で、初期費用や追加費用が発生しない
- 迅速なレポート:電話終了から約5分以内に受電報告が送信される
導入企業の規模と業種
現在のfondeskユーザーの特徴として、以下のような傾向があります:
- 企業規模:50名以下の組織が全体の約70%
- 業種:IT・情報業界が全体の約60%
- 多様性:個人事業主から1,000名を超える大企業まで、幅広い規模の企業が導入
fondeskの料金プラン
基本料金体系
fondeskの料金体系はシンプルで透明性が高いのが特徴です:
項目 | 金額 | 詳細 |
---|---|---|
月額基本料金 | 10,000円(税抜) | 月間100件までの対応を含む |
従量料金 | 200円/件(税抜) | 101件目から1件につき発生 |
例えば、1ヶ月に130件の電話対応をする場合:
- 基本料金:10,000円(100件分含む)
- 従量料金:6,000円(200円 × 30件)
- 合計:16,000円(税抜)
無料トライアル制度
fondeskでは、申し込み完了から14日間の無料トライアル期間が設けられています。この期間中に実際のサービスを体験し、自社のニーズに合うかどうかを判断できます。
2022年7月以降の料金体系変更について
2022年7月より料金体系が変更されているため、最新の料金情報については公式サイトで確認することをおすすめします。
fondeskの導入メリット
業務効率化のメリット
- 社内の電話音ゼロ:電話の着信音がなくなり、集中できる職場環境が実現
- 取次業務ゼロ:従業員が電話対応に割く時間がなくなり、本来の業務に集中できる
- 電話情報の共有:リモートワークのメンバーを含め、全員が同じ情報を同時に受け取れる
- 自分のタイミングで対応:緊急度に応じて自分のペースで折り返し対応ができる
- 電話履歴の自動保存:すべての電話内容がテキスト化されるため、後から検索や確認が容易
導入企業からの声・評判
実際の導入企業からは、以下のような声が寄せられています:
- 「会議中やミーティング中の電話対応がなくなり、業務の中断が減った」
- 「リモートワーク中でも電話内容を把握できるようになった」
- 「迷惑電話や営業電話が減り、必要な連絡だけに対応できるようになった」
- 「急ぎの電話かどうかが一目でわかるので、対応の優先順位付けが容易になった」
fondeskの導入手順と設定方法
アカウント作成から利用開始までの流れ
fondeskの導入は非常にシンプルで、以下の4ステップで完了します:
- アカウント作成:メールアドレスを使って公式サイトでアカウントを作成
- クレジットカード設定:決済用のクレジットカード情報を登録
- 名乗り設定:電話応対時の会社名や部署名などの「名乗り方」を設定
- 電話転送設定:現在使用中の電話番号からfondeskの専用番号への転送設定
これらのステップを完了すれば、約5分で利用開始が可能です。
チャットツールとの連携設定
fondeskは以下のチャットツールやメールへの通知に対応しています:
- Slack
- Chatwork
- Google Chat
- Microsoft Teams
- LINE
- LINE WORKS
- Eメール
各ツールとの連携設定は、管理画面の「通知設定」から簡単に行えます。複数のツールを同時に設定することも可能で、すべての通知先に同じ内容の報告が送信されます。
マイページでの管理機能
契約者専用マイページでは、24時間いつでも以下の設定・管理が可能です:
- 基本情報の変更
- 通知先の追加・編集
- 受付時間の設定
- 応答パターンのカスタマイズ
- 電話履歴の確認
- 利用状況の分析
fondeskの活用事例
小規模事業者での活用例
個人事業主の場合
作業に集中したい個人事業主がfondeskを導入することで、作業中の電話対応がなくなり、業務効率が大幅に向上しました。また、すべての電話内容がテキスト化されるため、重要な連絡を見逃す心配もなくなりました。
少人数オフィスの場合
5人程度の小規模オフィスでは、これまで社員が交代で電話対応を担当していましたが、fondeskの導入により全員が本来の業務に集中できるようになりました。特に、開発や企画など集中力を要する業務の効率が向上しています。
中規模企業での活用例
50〜100名規模の企業では、複数部署でfondeskを活用するケースが増えています。部署ごとに異なる通知先を設定し、関連する電話情報だけをフィルタリングして受け取ることで、情報過多を防ぎつつ必要な連絡を確実に把握できるようになりました。
リモートワーク環境での活用例
完全リモートワーク体制の企業では、オフィスの電話をfondeskで受け、すべての連絡をSlackなどのチャットツールに集約することで、場所を問わず同じ情報を共有できる環境を実現しています。これにより、リモートワークによる情報格差をなくし、チームの一体感を保ちながら業務を進められるようになりました。
fondeskに関するよくある質問(FAQ)
利用開始までの期間について
Q: 申し込みから実際に利用開始までどのくらいかかりますか?
A: Webでの申し込みから約5分程度で利用開始できます。アカウント作成、クレジットカード設定、名乗り設定、電話転送設定の4ステップを完了すれば、すぐにサービスを利用できます。
通知システムについて
Q: 複数のチャットツールに同時に通知することは可能ですか?
A: はい、可能です。Slack、Chatwork、LINE、メールなど複数の通知先を同時に設定できます。設定した通知先すべてに同じ報告が送信されます。
料金について
Q: 基本料金以外に追加費用はかかりますか?
A: 月額基本料金(10,000円・税抜)と、101件目からの従量料金(200円/件・税抜)以外の費用は基本的にかかりません。初期費用や設備費用も不要です。
対応可能な電話の種類
Q: 営業電話やクレーム対応もしてもらえますか?
A: fondeskは一次受けを専門としており、基本的な用件の聞き取りを行います。営業電話は適切に取り次ぎますが、複雑なクレーム対応や商談などの二次対応は行っていません。ただし、クレーム内容の聞き取りと報告は行います。
受付時間について
Q: 24時間対応は可能ですか?
A: 基本的な受付時間は設定可能です。通常の営業時間内(例:10:00〜19:00)での対応が標準ですが、時間外対応については公式サイトでご確認ください。
まとめ:fondeskで実現する業務効率化とワークスタイル改革
fondeskは、電話対応の負担から解放され、本来の業務に集中できる環境づくりを支援するサービスです。Web完結の簡単導入、分かりやすい料金体系、豊富なツール連携など、使いやすさを追求した設計になっています。
特に以下のようなケースでは、fondeskの導入メリットが大きいでしょう:
- 集中して作業に取り組みたい個人事業主や少人数チーム
- リモートワークと出社を併用するハイブリッド体制の組織
- 電話の応対履歴を保存し、情報共有を効率化したい企業
- 迷惑電話や営業電話に時間を取られたくないビジネスパーソン
「We Talk, You Work.」というコンセプトのとおり、電話応対はfondeskに任せて、あなたは本来の業務に集中してください。14日間の無料トライアル期間も用意されているので、実際のビジネスシーンでサービスの効果を確かめることができます。
この記事が、あなたのビジネスにおける電話対応の課題解決の一助となれば幸いです。
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