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はじめに:fondeskとは?電話秘書代行サービスの基本
fondeskは、株式会社うるるが運営する電話秘書代行サービスです。「We Talk, You Work.」というコンセプトのもと、企業の電話対応業務を代行し、その内容をチャットやメールで報告するサービスを提供しています。
fondeskの主なサービス内容
fondeskの基本的なサービスフローは以下の通りです:
- 電話の一次取次:専門のオペレーターが会社名で電話対応
- 用件の聞き取り:不在時は用件を丁寧に聞き取り
- チャット・メールでの報告:受けた電話の内容を指定の通知先に報告
特筆すべきは、様々な通知ツールとの連携が可能な点です。Slack、Chatwork、Google Chat、LINE、Microsoft Teams、LINE WORKS、Eメールといった7種類のサービスに通知を送ることができます。
他の電話代行サービスとの違い
fondeskの最大の特徴は、Web完結型のサービスという点です。申し込みから利用開始まで約10分でセットアップでき、専用のマイページで24時間いつでも設定・管理が可能です。
また、月額10,000円(税抜)という明確な料金体系も大きな魅力です。月間100件までの電話対応が基本料金に含まれており、101件目からは1件につき200円の従量課金となります。
fondeskの評判・口コミから見る強みと弱み
実際に利用しているユーザーの声から、fondeskの評判を分析してみましょう。
良い評判・口コミ
- 社内の電話音がゼロに 多くのユーザーが「オフィス内の電話の鳴る音がなくなり、集中して仕事ができるようになった」と評価しています。
- チャットでの通知が便利 「電話内容がSlackに通知されるので、リモートワークでも情報共有がスムーズ」という声が多数。
- 迷惑電話のシャットアウト セールスや営業電話を選別してくれるため、「必要な電話だけに対応できるようになった」という評価も。
- Web完結で導入が簡単 「申し込みから利用開始まで約10分という手軽さが良かった」との声も多く見られます。
気になる点・改善を求める声
- 対応可能時間の制限 受付時間が基本的に平日10:00-19:00のため、「時間外の対応が必要な業種には不向き」という指摘があります。
- 101件以降の従量課金 「電話が多い月は思ったより費用がかさむ」という声も。毎月の電話量が安定しない企業では予算管理が難しい場合があります。
導入事例からわかる適している業種
fondeskは、以下のような業種・企業に特に適しているようです:
- IT・情報業界の企業(利用企業の約6割)
- 50名以下の小規模事業者(利用企業の約7割)
- リモートワークを導入している企業
- 集中作業の多いクリエイティブ職
実際の導入企業には、RICHKA、BEARTAIL、Anyflow、Bizer、RPA HOLDINGSなど様々な企業が名を連ねており、業種・業界・エリアを問わず導入されています。
fondeskの料金体系を詳しく解説
fondeskの料金体系はシンプルで分かりやすいと評判です。具体的な内訳は以下の通りです:
基本料金プラン
項目 | 料金 | 内容 |
---|---|---|
月額基本料金 | 10,000円(税抜) | 月間100件までの対応を含む |
従量料金 | 200円/件(税抜) | 101件目から1件につき発生 |
例えば、1ヶ月で130件の電話対応をした場合:
- 基本料金(100件分含む):10,000円
- 従量料金(30件×200円):6,000円
- 合計:16,000円(税抜)
無料トライアル制度
fondeskでは申し込み完了から14日間の無料トライアル期間が設けられています。実際のサービスを体験してから本契約に移行するかを判断できるため、導入リスクを抑えられるのが大きなメリットです。
2022年7月以降の価格改定について
資料によれば2022年7月より価格体系が変更されるとの記載がありますが、最新の料金情報については公式サイトで確認することをおすすめします。
fondeskの利用開始から運用までの流れ
fondeskの導入プロセスは非常にシンプルで、以下の4ステップで完了します:
- アカウント作成(メールアドレスが必要)
- クレジットカード設定(決済はクレジットカードのみ)
- 名乗り設定(電話に出るときの「名乗り方」を決定)
- 電話転送設定(利用開始)
特に注目すべき点として、手続き内で自動取得される「fondesk専用番号」に、既存の電話番号を転送する設定が必要です。この転送設定は契約中の通信事業者に問い合わせる必要があります。
ただし、Webベースのセルフサービスなので、設定作業はすべて自分で行う必要があります。とはいえ、アカウント作成から利用開始までわずか5分程度で完了するという手軽さが多くのユーザーから高評価を得ています。
fondeskを実際に利用したユーザーの声
実際にfondeskを導入したユーザーからは、以下のような具体的な声が聞かれます:
「毎回電話の対応に時間を取られていましたが、fondeskを導入してからは必要な電話だけに集中できるようになりました。チャットで内容が通知されるので、あとで確認して対応できるのが便利です。」(IT企業経営者)
「リモートワークを導入している当社では、オフィスに誰もいない時間帯がありましたが、fondeskのおかげで電話対応の心配がなくなりました。また、チームメンバー全員に同じ情報が共有されるので、情報格差が生じません。」(小規模事業主)
「電話の音がしなくなったことで、オフィス内の集中環境が格段に向上しました。特に企画やクリエイティブ作業に集中できるようになったのは大きな変化です。」(デザイン会社経営者)
fondeskの運営会社情報
fondeskは株式会社うるる(ULURU.CO.,LTD.)が運営しているサービスです。運営会社の概要は以下の通りです:
- 本社所在地:東京都中央区晴海3丁目12-1 KDX晴海ビル9F
- 資本金:1,030,926,100円(2020年10月5日時点)
- 代表者:代表取締役社長 星 知也
- 従業員数:222名(子会社含む、2021年3月31日時点)
- 事業内容:クラウドソーシング事業/CGS事業/BPO事業(子会社)
- 認定・取得:有料職業紹介事業許可(13-ユ-305109)、ISMS(IS 593260、ISO/IEC 27001:2013)
同社は東証に上場しており、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証も取得しているため、情報管理の面でも安心感があります。
fondeskはリリースから2年で3,000IDを超える継続利用企業数を達成し、国内最大級の電話代行サービスへと成長しています(2021年12月時点)。
fondeskの紹介パートナー制度について
fondeskでは、サービスを紹介するパートナー制度も設けられています。企業や個人がパートナーとなり、fondeskを紹介すると報酬を得られる仕組みです。
紹介パートナーは「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「メディアパートナー」の4種類があり、契約獲得時に10,000円〜100,000円の報酬が支払われます。
また、紹介を受けた側にもメリットがあり、紹介コードを使うことで初回決済から5,000円OFFになるという特典があります。
まとめ:fondeskは電話業務の負担を減らしたい小規模事業者におすすめ
fondeskは、特に以下のような事業者に適したサービスといえます:
- 社内の電話対応業務をゼロにしたい企業
- リモートワークを導入しており、電話情報を共有したい企業
- 集中して業務に取り組みたいクリエイティブ職や開発職が多い企業
- 50名以下の小規模事業者
月額10,000円から始められる明確な料金体系、Web完結型の簡単な導入プロセス、多様な通知ツールとの連携など、使いやすさを重視した設計が多くのユーザーから高評価を得ています。
一方で、24時間対応が必要な業種や、月間の電話量が100件を大きく超える企業では、別のサービスも検討する価値があるでしょう。
いずれにせよ、14日間の無料トライアル期間があるので、まずは実際に使ってみて自社に合うかどうかを判断することをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q1: fondeskの導入にはどのくらい時間がかかりますか?
A: アカウント作成から利用開始まで約5分で完了します。ただし、ご利用中の電話を転送する設定は契約中の通信事業者によって手続き方法や所要時間が異なります。
Q2: fondeskで対応可能な時間帯はいつですか?
A: 基本的な受付時間は平日10:00〜19:00です。これ以外の時間帯の対応については個別にお問い合わせください。
Q3: 通知先のチャットツールは複数設定できますか?
A: はい、複数のツール(SlackとChatworkなど)を同時に設定可能です。また、チャンネル、メールアドレスの登録数に上限はなく、設定した通知先すべてに同じ報告が送信されます。
Q4: 電話応対から報告までどれくらい時間がかかりますか?
A: 終話から約5分以内に受電報告が送信されます。
Q5: 紹介コードはどこで入手できますか?
A: 既存のfondeskユーザーや紹介パートナーから入手できます。紹介コードを使うと初回決済から5,000円OFFになります。
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