オリエンタルラジオの中田敦彦さんがシンガポール移住を決めた事で話題になってるシンガポールですが、実際の所どんな所なの?住みやすいの?税金は?ご飯は?移住に必要なものは?と気になる方もいるかと思います。
今回、シンガポールに丸5年いた私がシンガポールについての完全ガイド的なものがあれば誰かの役に立つかもという事で早速執筆しました。
シンガポール移住前に、絶対に知っておきたい基礎知識
下記の記事は私の体験をもとに書いていて、少しくどいので、完結に書きます。ポイントは2つのみ。
①EPビザ取得
最初は会社設立〜ビザ取得までを日系のSCSに頼みました。
※複数ビザがありますが、駐在員等の場合は会社が用意すると思うので、省きます。
②お住まいの市・区役所にいき海外転出届を出す。
・免許証(身元引受人が日本にいれば海外にしか住所がなくても更新が行なえます。詳しくは警察庁まで。)
・健康保険証(日本に会社が無い場合は入れません。私の場合は日本からもお給料を貰っていたので、そのままでした。)
・iDecoやNISA等の証券口座(条件が人によって違うので、ご自身の証券会社に確認しましょう。)
シンガポール移住にかかる初期費用&家探し
初期費用について
EP取得のためのお金(資本金含む)と、会計事務所に払う金額合わせて日本円で約1000万程度あれば十分です。
内訳の大部分が資本金ですが、日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、海外で会社を作ると現地秘書役等おいたりする必要があります。(少なくともシンガポールは)、その他会社の所在地(レンタル等)、EP取得費用等細々お金がかかえるので、それらをまとめて大体約1000万と表現しています。
家探しについて
まず知っておきたいのが、大きく分けて、HDBとコンドミニアムがあります。
ざっくり説明すると、HDBは虫対策が完璧ではないけどその分安い。コンドミニアムは虫対策完璧+プール完備+テニスコート完備と覚えておきましょう。
日本でいう賃貸探しのサイトにあたるのが、シンガポールではPropertyGuru Singapore(iPhone/アンドロイド)というアプリになります。
ざっくり相場等調べておくのが便利です。ちなみに日本人が多いエリアはオーチャードとクラークキーです。
どちらもドンキが近くにあって非常に便利でした!(どちらにも住みました。)
日本で言う不動産屋はあるっちゃあるのですが、基本エージェントって感じです。日系の会社もあるのですが、おすすめはローカルの人だけど、日本語喋れる人です。ビザを取得した会計事務所等に聞くのがベストです。
シンガポール移住後の「税金、病院、食事、観光&レジャー、引っ越し」
税金
シンガポールは相続税や贈与税がかかりません。キャピタルゲインも非課税です。
所得税の最高税率は20%、法人税は17%と、とても税率が低い国です。
ただ、税金逃れのためにシンガポールに行くことはオススメしません。
理由としては、住むだけでも高いので、年間の所得が5000万以上無い限りは税金対策どころかむしろマイナスになる可能性すらあります。
また、日本の法律は年々変わっており、現在「10年ルール」が存在します。(5年から10年に変更されました。)
このままだと20年、30年、と伸びていき、日本人である限りは!となりそうな勢いです(笑)
病院
安心して下さい。ラッフルズジャパニーズクリニックという、日本人医師・歯科医・看護師・スタッフが常駐し、診療も日本語で対応してくれるシンガポールの総合病院内の日系クリニックがあります。
シンガポールはそもそも、世界でも有数の医療先進国なので、日本よりも医療水準は高いと言われています。(アジアでは1位と言われています)
ただ、医療費については健康保険証等は存在しないので実費となります。
食事
コロナの影響でかなり潰れたりしているとは思いますが、日本食はありがたいことに結構揃ってるので、困ることはありません。
むしろ、世界各国の料理が色々食べれるので、食に関しては、割と楽しめると思います。
観光&レジャー
正直、遊ぶ所はあまりないです。国土が小さいので、3日もあれば十分回りきれて飽きます。
小さすぎて、外に出ると誰かしら友人&知人と会うレベルです。
引っ越し
この記事が参考になると思います。
ちなみに、シンガポールは湿気が多いので長期で家を空けたりするとカビが生えて後でオーナーからとんでもない請求されたりするので、気をつけて下さい。
シンガポールから帰国後、絶対にやるべき事
この記事が参考になると思います。
帰国する際にシンガポールで設立した会社も同時に閉じる場合はかなり時間がかかるので、早めに会計士の方に依頼すると良いでしょう。
まとめ
簡単にまとめさせていただきましたが、めんどくさい人はだいたい日系の会社に頼んどけばOKです。(笑)
そうそう、忘れていましたが、シンガポールの日本人が集まる掲示板(シンガポールお役立ちウェブ)もあるので、ここをうまく活用すると良いでしょう。
最終更新日:2022年2月23日